個人投資家の株式投資や先物取引手法
日本株短期売買研究会では、株式投資や先物取引を行なっている
個人投資家の方から投資手法を寄稿頂いております。
お読みいただきあなたの投資活動の参考にして下さい。
私の取引手法 その1
株式取引を初めて行ったのは1980年で、今から四半世紀前になりますが、1988
年末に中断し、2003年末に本格的に再開しました。この間、テクニカル分析に対して
興味はありましたが、本腰を入れてそれを勉強したのは、1年ほど前からに過ぎません。
それ以前は、ずっと企業業績やマクロ経済情勢による投資判断を続けてきました。
テクニカル分析に真剣に取り組み始めたきっかけは、ファンダメンタル分析に基づく投
資方法に対する疑問が生じたからです。仮に、ファンダメンタル分析により株式市場や各
銘柄の大まかな価格水準に対する説明は可能であって、それが中・長期投資には向いてい
るとしても、世界経済の動向や、経済政策を決定・遂行するわが国及び諸外国の官僚・政
治家達及び対象企業の経営陣の能力を将来の中・長期間にわたって的確に予測・選別・判
断することが出来なければ長期投資が有するリスクを負うことは困難ですから、我々のよ
うな一般投資家は短期的な価格変動に基づく取引方法を選択せざるを得ず、そのためには
役に立たないと悟ったのです。特に、昨年の4月末から5月はじめにかけての急落に何ら
対処できなかったことが、深刻な反省のきっかけになりました。
そこで、まず移動平均線の交差を利用したトレンドフォロー型の取引ルールを定め、過
去の日経225先物のデータによってシミュレーションしたところ、相当な好結果が出た
ため、「これで資産が作れる!」と喜び勇んで、昨年の6月から実際に当該先物取引を開始
しました。ところが、まさに酒井代表が書かれているように、期待していたような結果は
得られませんでした。多くの人が似たような経験をするのですね。失敗の主たる原因は、
移動平均線の交差を利用したトレンドフォロー型の取引は、モミアイ相場では買いにして
も売りにしても仕掛けが遅きに失することが多かったためです。しかし、他に有効な取引
手法も思いつかず、しばらくはモミアイ放れを期待して日々を空しく過ごしていました。
昨年の11月頃に、以前に入手していたものの書庫にしまってあった「一目均衡表」の
原著を引っ張り出してきて、何度か読み直し、特にその第一巻の手法を試みながら取引を
続けて来ました。その結果、損益状況を改善することはできましたが、しかしまだまだ私
の力では、全体的な相場状況に関もてモミアイが継続しているのか、ノそれとも均衡が崩れてそれが終了したのかを判定することは極めて困難ですし、また、個別銘柄についても、
モミアイ放れの後に、押し目や戻りなのか、それとも相場の方向が転換したのか、それと
も再度モミアイ状況に入ったのかを、取引にとって有効な時期に自信を以て判断すること
もできません。一目均衡表方式でも上級レヴェルではモミアイ相場に対処する方法諭があ
るのですが、それを習得するのは相当に困難で、出来たとしてもまだ数年は必要だと思わ
れます。
(その2に続く)
名古屋市千種区 チーズパンの友さん
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