個人投資家初心者・中級者が
株式投資や先物取引で成功するための質問と回答
株式投資や先物取引を行なっている個人投資家の方からのご質問と
回答を紹介します。
成功するスイングトレード実戦編95ページのブレイクトレードはブレイクしてもすぐに利益確定の反対売買が出てくるとありますがもう少し詳しく教えて下さい。
ブレイクアウトによるトレードはマーケットがブル相場(上昇相場)であると「大いに利が伸びる。」のですが、マーケットは上昇や下降のトレンドの有る期間より、保ち会いの期間(トレンドの無い期間)が多く、人によっては「マーケットの8割から9割は保ち合い期間である。」と言っています。
マーケットの大半は保ち会いの期間ですから、ブレイクアウトは「ダマシ」が多くなり、勝率は低くなると言われています。
大抵、個人投資家が株式投資に興味を持ち、マーケットに入ってくる時は「上昇相場(しかも大抵は上昇相場末期)」です。
だからブレイクアウトで何度か利益を獲得する人が出てきます。
するといつでも「ブレイクアウトは有効だ」という個人投資家が増えてきますが、すぐに上昇相場は終わり、いつまでもブレイクアウトにしがみつき、結局勝率が下がり、損切りもせず90羽のカモとなります。
「投資苑/A・エルダー(パンローリング)」でエルダー博士は次のように書いています。
「マーケットは一般にトレンドより、レンジトレーディングの状態を示す場合が多いと言えます。そういうわけでトレーディングレンジからの大半のブレイクアウトはだましに終わることが多いのです。
トレンドに追随する人たちをおびき寄せた直後に価格は再び元のトレーディングレンジに逆戻りするのです。
だましはアマチュアにとっては厄介ですが、プロのトレーダーたちは逆に飯の種としてだましを好みます。
プロのトレーダーは大抵の場合、価格はそんなに大きく上下に離れないという前提でトレードするのです。
彼らは上方へのブレイクが新高値をトライしようとするものの、その手前で立ち止まるか、または下降へのブレイクが新安値一歩手前でとどまっているときを辛抱強く待ち続けます。
そして、その瞬間に彼らは急襲するのです。こうして彼らはブレイクアウトをへこませようとします。」
実戦編の95ページに「ブレイクトレードはブレイクしてもすぐに利益確定の反対売買が出てくる」というのはこのためです。
ブレイクアウトはトレンドのある期間だけは勝てますが、長い目で見ると勝率が低いのです。
(後で述べますが、「勝率が」低いだけです。
勝率は低くても精神的に負けに耐えることが出来れば利益は貯まります。これが「タートルズの手法」です。)
ブレイクアウトが機能するのは
*マーケットが上昇相場である。
*連日TVや新聞で日経平均の上昇が伝えられる。
*「好景気」が叫ばれる。
(日本経済全体の好景気でなくても、IT景気とかの
セクターだけでもOKです。)
*書店で株本コーナーが充実してきて、立ち読み人が増える。
*HPで個人投資家の戦績披露のようなHPが増える。
といった期間に
*候補銘柄の株価がレジスタンスラインに来ている。
*チャートパターンがトライアングルやレクタングル。
*「その日」出来高が「異常に増える」。
といった条件だとブレイクアウト狙いです。
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