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出来高を伴った
ブレイクアウト
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レジスタンスラインを上抜くブレイクアウト、サポートラインを下抜くブレイクダウン、これらは最も一般的な短期売買投資手法です。ライン際で攻防する売り買いどちらか一方の力が尽き果てて、均衡が破れた時に一挙に流れが変わります。
但しマーケットではトレンドのある時期よりレンジ内で株価が推移する場合が多いといわれており、ブレイクアウト、ブレイクダウンにはダマシが多いのも事実です。そのため出来高に注目し、ブレイクアウト時に出来高を伴っているかどうかに注目して、そのブレイクが本物かどうかを判断するトレーダーが多く存在します。それを下記で説明します。
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■ 実例解説

ブレイクアウトに限らず、どのような投資手法を使おうとも、どんなに複雑なテクニカル指標を組み合わせようとも、トレードには勝率100%の手法は存在しません。
ある根拠を元に、ある手法でトレードに入ったのに、予測される値動きとは逆に値動きが進み、結果としてそのトレードを行う根拠となった原因や投資手法やテクニカル分析、情報がそのトレードにおいて有効に機能しなかった場合を「ダマシ」と言います。
ブレイクアウトにもダマシは付き物ですが、出来高に注目してダマシを減らそうとする試みがあります。上図のチャートではレジスタンスラインを突破するブレイクアウトが示されていますが、下段の出来高を現す棒グラフに注目してください。
ブレイクアウト時の出来高が通常時の出来高を大幅に上回っているのがわかりますが、これは「レジスタンスを上抜けばこの銘柄は上伸する。」と思いながら以前からこの銘柄に注目をしていた買い手の大量な参入と、「この銘柄はレジスタンスで叩かれて下落するだろう。」と考えて空売りしていた売り手の慌てた買戻しによって出来高が急増しています。この出来高の急増は一種のパニック状態が結果となって現れたものです。。
このようにしてブレイクアウト時に出来高を伴ってレジスタンスを突き破るブレイクアウトは信頼性が高いとされています。
一日中場を見ることの出来る投資家であれば、節どころにきている銘柄に数日間注目しておけば、ブレイクアウト当日の寄付きからの異常に多い出来高の増加ペースが分かります。
この場合、トレーダーは「ブレイクアウト」と「出来高の急増」という両方の事実を確認してから、ブレイクアウト当日にエントリーできますので、その分有利なトレードが出来ることになります。
日中場を見ることの出来ない投資家はブレイクアウト当日の夜にチャートでブレイクアウトを確認してから、成り行きで翌日の買い注文を入れますので、成り行きの買い注文が貯まった結果、翌日ギャップアップします。その分ブレイクアウト当日にエントリーしている投資家は「高値掴みのリスクを減らし」つつ、翌日の寄付きから「ギャップアップによる利益を享受する」可能性が高くなるのです。
また、「投資苑/発行 パンローリング」でアレキサンダー・エルダーが日足チャートでのブレイクアウトの信頼性を高め、タイミングを計るには「週足チャートにおいて新たなトレンドが出来つつあることが示唆されたときが最適です。」と述べていますので、信頼性の高いブレイクアウト候補銘柄を探す場合には日足チャートだけでなく週足チャートにも注意を払い、週足チャートでアップトレンドを開始した銘柄や、大局の方向がアップトレンドな銘柄をトレード候補とすることも重要です。
さらに、一定レンジ内での保ち合いの継続期間がより長く、保ち合いのレンジ幅がより狭い方がブレイクアウト時の信頼性は高いと言われています。
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【参考になる書籍】
投資苑/アレキサンダー・エルダー著/発行 パンローリング |
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