個人投資家初心者・中級者が
株式投資や先物取引で成功するための金融・投資知識


株式投資、先物取引を成功させるための金融・投資知識を紹介します。



トレードの敗因要因

敗因4 思い込み

真面目で勤勉な投資家が陥りやすいワナがあります。
真面目であればあるほどその銘柄の業績、PER、EPSといったファンダメンタルを細かく調べ、日経新聞を隅から隅までくまなく熟読し、経済ニュースもチェックします。
そしてテクニカル分析やチャートパターンの認識につとめ、完璧なシナリオが出来上がります。

「これだけ業績が良くて、テクニカル的にも絶好の買いポイントだ!」真面目な投資家はそう思います。
そして買います。でも何故か株価は下がります。
「いや、絶対に上がるはずだ。ファンダメンタル分析もテクニカル分析も完璧なはずだ。」
でも、下がります。どんどん下がります。

「おかしい、絶対におかしい・・・。何故だ?俺は徹底的に調べた。この値動きは間違っている!上がるはずなんだ!」

こうして塩漬け銘柄が出来上がり、資金のほとんどをつぎ込んだ真面目な投資家は全く身動きが取れずに何年も年々も値が戻るのを待つことになります。
入念に調べ上げれば調べ上げるほど上がるはずだ、という思い込みは強くなり手放せなくなります。

彼のファンダメンタル分析、テクニカル分析は完璧だったかもしれません。
でも、その銘柄を多く保有していたファンド運用会社が「その銘柄を売らなくてはいけない何らかの事情があった。」のかもしれないのです。

たとえばその銘柄を多く保有していたファンド会社で、ファンド運用担当者が変わり、新任のファンド運用担当者がポートフォーリオから外したのかもしれませんし、そのファンド会社では四季報にも経済ニュースにも乗らない「何らかの悪材料」を入手していたのかもしれません。
もしかするとそのファンド会社に大口の契約者からの解約返金依頼がきており、返金用の現金が必要なため売っているのかもしれないのです。

たとえ「あなたが完璧」であっても、株価は下がります。それはあなたの完璧さとは一切関係が無いのです。自分は完璧だから株価は上がると思い込んではいけません。
相場には相場の事情があり、それは相場にしか分からないのです。
私たちの誰も理解することは出来ないのです。






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